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2023.03.13

ブロック塀のヒビや傾き|擁壁の設計と改修工事|浜松市北区引佐町

浜松市北区引佐町で擁壁改修工事のご依頼がありました。

現在の状態。

石垣の上にコンクリートブロックが積まれています。

これはいわゆる「二段壁」という状態で、倒壊する可能性があり大変危険です。

近づいてみました。

上部のコンクリートブロックの部分が手前側に傾いています。

側面には大きな亀裂が走っています。

ここから雨水が入り、雨が降るたびに壁の中の土を外へ流出させてしまいます。

お施主様は、崖下に隣接する土地の所有者の方から「塀が傾いてきているのでは」とご指摘があったため、施工会社を通して当社へご相談いただきました。

将来的には上に建っている住宅を売却される予定もあり、このままでは売却価格に大きな影響が出てしまいます。

そこで今回のご依頼に至りました。

現地測量を行います。

土地の地形や建造物の位置関係を正確に把握するため、トータルステーションという測量機器を使って角度と距離を測定します。

その後、会社に戻って図面を作成し、数ある中で最適な工法を検討します。

今回は「間知ブロック積擁壁」で施工する予定です。

擁壁の所有者には、擁壁を適切に維持管理する責任が発生します。

ある日突然、自分の土地の擁壁が倒壊して人や建物に被害を与えてしまった……なんてことになったら、その後の裁判や損害賠償などに伴う金銭的・心理的負担は計り知れません。

お住まいの土地で擁壁にヒビが入っている、傾いている気がする、などお気づきの際はぜひご相談ください。

当社は現地測量・確認申請から設計監理まで一貫して承ります。

>>oro(株)お問い合わせフォーム

施工完了後の様子もまた改めてご報告しますので、お楽しみに。