
静岡県浜松市で住まいの設計施工を行うoro(株)一級建築士事務所です。
浜松市中央区で新築住宅の工事が進んでいます。
今回は「上棟」について。
「上棟(じょうとう)」とは建物の骨組みを組み立てて、屋根の一番高い部分に「棟木(むなぎ)」という部材を取り付ける工程のこと。
「棟上げ(むねあげ)」や「建前(たてまえ)」とも呼ばれ、建物の形がほぼ出来上がる大切な節目でもあります。

まずは前日までに足場を組んでおきます。

上棟当日は普段現場を担う大工さんの他にも、応援の大工さんが多数参加します。
使用する梁や柱はあらかじめ工場で加工されているので、現場では組み立てる作業がメインとなります。
一般的な大きさの住宅であれば1日で出来上がることが多いです。

設計事務所は、主に建物の骨組みが正しい位置・正しい角度で組み付けられているか、柱と梁のつなぎ目の金物が設計図で指定した通りに取り付けられているか等を確認します。

上棟後、屋根に防水シートが張られたら、この時点で雨漏りの原因になりそうな箇所がないかもチェック。
建物の構造は、完成したら隠れてしまって後から直すことができないので、その部分を丁寧に確認します。
設計事務所は、現場での工事が設計した通りの工夫や意図をしっかりと実現しているか、またすべての方にとって安心・安全な進め方になっているか、きめ細かく確認する「見守り役」になります。
【三島町の住宅】
1. 地縄張り
2. 地盤改良工事
3. 基礎工事・根切り~型枠設置
4. 基礎工事・配筋~脱型
5. 上棟
oro株式会社は静岡県浜松市を中心に新築・リフォーム・リノベーションのデザインを手がける設計事務所です。
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