
静岡県浜松市で住宅の設計と施工を行うoro(株)一級建築士事務所です。
浜松市中央区で新築住宅を建てるための基礎工事が進んでいます。
前回の記事では土地の根切り~型枠設置まで解説しましたが、今回は配筋~脱型までご紹介します。

前回までの状態。基礎の周囲に型枠を設置してあります。
①配筋

設計図に基づいて型枠の中に鉄筋を配置し、「結束線(けっそくせん)」という専用の針金を用いて交差部分を固定します。この作業を「配筋」といいます。
基礎コンクリートの中に鉄筋を入れることで、強度と耐久性を高め、ひび割れたり壊れたりするのを防ぎます。
②生コン打設・養生

いよいよ生コンクリートを型枠の中に流し込みます。
流し込んだら、バイブレーターという機械を使ってコンクリート内部の空気を抜いたり、表面を平らに均して水平にしたりといった作業があります。
全ての作業が終わったら固まるまで数日ほど養生します。特に夏場はコンクリートの水分が蒸発しすぎないように表面に水を撒いたり、シートで覆ったりといった対策を行います。
③脱型(だっけい)

基礎コンクリートが十分に固まったら型枠を取り外します。これを脱型(だっけい)といいます。
脱型後も細かい部分をモルタルで補修したり、水を撒いたりと丁寧にケアします。
これで基礎がほぼ完成しました。
基礎は地震や台風などの自然災害から家を守り、その安全性と耐久性を長期にわたって確保する、まさしく縁の下の力持ちのような存在です。
引き続き安全かつ丁寧に工事を進めて参ります。
【三島町の住宅】
1. 地縄張り
2. 地盤改良工事
3. 基礎工事・根切り~型枠設置
4. 基礎工事・配筋~脱型
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