磐田市に本店を置く「制服のキンパラ」さん本社にて、和式トイレを洋式へ変更する改装工事を行いました。

今回は施工前～施工途中の状態をお見せします。

施工前の状態

施工前はこんな感じ。

和式トイレが設置され、床にタイルが張られた、昭和な雰囲気です。

手洗い場もノスタルジーを感じます。

トイレブースには窓が設置されているのですが、これが店舗入口の近くにあるため、来店されるお客様は目線のやり場に困り、社員の方もなんとなく落ち着かない……という状態でした。

お施主様の最初の希望は「窓を小さくしてほしい」とのことでしたが、今回は思い切って全面を壁で塞ぎ、新たに換気扇を付けて24時間換気を行うことをご提案しました。

解体開始

いよいよ解体工事を始めます。

便器を撤去して、床のタイル部分を破壊していきます。

解体してみると、配管の位置が想定と異なっていることが分かりました。

このトイレは過去に配管をやり替えているらしく、そのときに使われなくなった古い配管がそのまま残っていました。

業者さんが元栓を開けたり閉めたりしながら、いま水道が通っている配管はどれなのかを確認していました。

引き続き、壁と天井も剥がしていきます。

業者さんに頑張っていただきました。

建築工事

解体が終わったら、壁に下地を組んでいきます。

トイレのすぐ隣に休憩室があるのですが、「壁が薄いと、トイレを利用する音が聞こえて気になりそう」というご意見があったので、壁に断熱材を入れることで防音対策を施します。

下地の上から、更に石膏ボードを張ります。

クロス貼り

壁と天井に防水性のあるクロスを貼っていきます。

床はフロアタイルを貼りました。

今回はここまで。

ここから便器や洗面台の器具を搬入して取付・接続したら、いよいよ完成です。

古い和式のトイレがいったいどのように変化しているのでしょうか？

次回の更新をお楽しみに。

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