
静岡県浜松市で住宅の設計と施工を行うoro(株)一級建築士事務所です。
浜松市中央区で新築住宅の建築工事が進んでいます。
今回は「基礎工事」について。その名の通り建物の土台となる重要な工程です。
①根切り
重機を使って、建物が建つ位置の地盤を掘削します。設計図に定められた深さまで掘り進めます。
②砕石敷き・転圧

掘削した地面に砕石を敷き詰め、転圧機械を使ってしっかりと締め固めます。
これにより地盤の強度を高めて基礎の沈下を防ぎます。
③防湿シート敷き

砕石の上に防湿シートを敷き、捨てコンクリートを打設しました。
防湿シートを敷くことで、地面からの湿気が基礎や建物内部に上がってくるのを防ぎます。
④捨てコンクリート打設・型枠設置

防湿シートの上に薄くコンクリートを打設します。これを「捨てコンクリート」といいます。
構造的な強度には直接関係ないため「捨て」という言葉が付いていますが、基礎の正確な位置を出す「墨出し」を行うときや、建物の高さの基準を設定するときに必要となるなど、その後の作業の精度に関わる重要な工程です。
次回は配筋→生コンクリート打設→脱型までの様子を紹介します。
引き続き安全に工事を進めて参ります。
【三島町の住宅】
1. 地縄張り
2. 地盤改良工事
3. 基礎工事・根切り~型枠設置
oro株式会社は静岡県浜松市を中心に新築・リフォーム・リノベーションのデザインを手がける設計事務所です。
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